採用メディア発信サイト

仕事のこと

家具職人の1日密着:SWITCHのソファができるまでに関わる仕事とスキルを完全解説

ソファ製造工程 , ものづくりの適性 , 張り職人の技術 , 木工フレーム加工 , 未経験者育成

2026.06.24

AM8:00 図面確認と素材チェック―1日のスタート

SWITCHのソファづくりは「図面」と「素材」から始まります。
朝一番に、その日つくるソファの図面と仕様書を確認し、サイズ・座り心地・張地・木材などを細かくチェック。
児島デニムかオイルレザーか、ホワイトオークかウォールナットかによって、カット寸法の余裕や強度の考え方も変わります。
節やひび割れをどこまで生かすか、表情として見せるか、あえて裏側に回すかなどを場内で相談しながら決定。
未経験者は図面の読み合わせや、素材運び・番号付けなどの補助からスタートします。

AM9:00〜 木工工程―フレームづくりと強度の設計

木工の現場では、ソファの骨格となるフレームを製作します。
ホワイトオーク材やウォールナット材を切削し、ホゾ組みやビス、金物を適材適所で使い分けながら、たわみ・荷重を計算して組み立てます。
節の位置や木目の流れを読み、長年使ったときの反りや割れまで想像するのが職人の判断。
1年目は、部材カットの補助、サンダーがけ、番号管理、治具の準備などを担当しながら、図面と完成品を結びつけて覚えていきます。

PM1:00〜 張り加工―児島デニムとレザーを生かす技術

フレームができたら、ウレタンやベルト、バネを組み、表情を決める張り加工へ進みます。
児島デニムは「色落ちの出方」、オイルレザーは「シワとムラ感」、倉敷帆布は「パリッとしたハリ」をどう見せるかが腕の見せどころ。
縫製ラインの位置やステッチ幅、裏でどこまでテンションをかけるかによって、座り心地と耐久性が変わります。
未経験者は、糸の準備・裁断補助・クッション詰め・タッカー打ちの簡単な部分から入り、しわの出方を目で覚えていきます。

PM3:00〜仕上げ・検品―「実直なものづくり」の最終工程

組み上がったソファは、最終の仕上げと検品に回ります。
木部の角をもう一度手で触り、ささくれや段差がないかを確認しながらオイルや塗装で表情を整えます。
張り部分は、座ったときの沈み込み、左右の硬さ、しわやよれを細かくチェック。
オーダー品は、座面の硬さ違い・キャスター追加など、仕様書との照合も重要です。
ここでOKが出て初めて、SWITCHの家具としてお客様の元へ送り出されます。

未経験1年目で任される仕事と、よくあるつまずき

最初の1年で任される主な仕事は、
・材料運搬、番号付け、簡単な加工補助
・サンダーがけやバリ取りなどの仕上げ作業
・クッション詰めやタッカー打ちなどの張り補助
・清掃や道具整理、在庫確認
つまずきやすいのは「図面を立体でイメージできない」「1mmの差を甘く見る」「道具のメンテを後回しにする」こと。
日々の反省メモや、先輩の動きを真似して反復することで、2年目頃から一つの工程を任されることが増えていきます。

向いている人のチェックリストと成長ステップ

家具職人に向いている傾向として、
・同じ作業を丁寧に続けるのが苦にならない
・モノの構造や仕組みに興味がある
・手先を使う作業が好きで、集中すると時間を忘れる
・細かなキズや段差が気になるほうだ
・完成品より「つくっているプロセス」が好き
といったポイントがあります。
成長のステップは、補助作業→一部工程の担当→一脚を最初から最後まで任される、という流れで、数年単位で技術を積み上げていきます。

面接前に準備したいポートフォリオ・応募書類のポイント

応募書類では、学歴よりも「ものづくりへの興味」が伝わるかが重要です。
・図工や美術、工業系の課題作品の写真
・自作の家具・雑貨・模型などの制作記録
・DIYや修理のビフォーアフター
といったポートフォリオは歓迎されます。
文章では「なぜ家具なのか」「長く続けて身につけたい技術は何か」を具体的に。
SWITCHのWebサイトやSNSを事前に見て、自分が惹かれた製品や理由を書き添えると、より本気度が伝わります。