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仕事のこと

【1日の流れまるわかり】SWITCHの家具職人ってどんな仕事?未経験でもイメージできるタイムライン紹介

クラフトマンシップ , ソファ張り作業 , 受注生産 , 家具職人の仕事 , 木工加工

2026.07.28

8:00 工房に集合|1日の段取りと素材チェック

SWITCHの1日は、工房の掃除と道具の点検から静かに始まります。まずは前日に出した図面や指示書を確認し、その日に手がけるソファやチェアの種類、台数、納期を整理。次に、使う木材や生地を選びます。
ホワイトオークやウォールナットは、節やひび割れの表情を見ながら「どの部分を前面に出すか」を検討。児島デニムやオイルレザー、倉敷帆布は、色味や質感のばらつきもチェックします。ここでの見立て次第で、仕上がりの雰囲気が大きく変わる、大切な時間です。

9:00〜12:00 木部の加工|節やひび割れを「味」に変える

午前中は、主に木部の加工に集中します。図面を見ながら、木取り・カット・削り・ほぞ加工などを一つずつ進めていきます。大量生産のラインと違い、節やひび割れを「欠点」ではなく「個性」として活かすのがSWITCH流。
あえて節を見える位置に使ったり、ひび割れ部分を補強しながら残したりと、「この木だからこそ」の表情を設計する感覚です。機械任せではなく、手作業での微調整も多く、一脚ごとに表情が違う家具に仕上がっていきます。

13:00〜15:00 張り加工|生地と中身で座り心地をつくる

午後は、ソファや椅子の張り作業に入ります。まずウレタンやフェルトなどのクッション材をカットし、硬さや厚みを調整。受注生産ならではのカスタムで、「左右で硬さを変える」「座面だけ少し硬めにする」といった細かな要望に応えることもあります。
そのうえで、児島デニムやオイルレザー、倉敷帆布などの生地を、しわやたるみが出ないよう慎重に張り込んでいきます。タッカーやミシンを使いながら、触り心地・見た目・耐久性のバランスを考える、集中力のいる時間帯です。

15:00〜17:00 組み立て・仕上げ検品|「使う人の笑顔」を確認する

木部と張り上がったパーツを組み立て、細かな面取りや磨きを行います。脚のがたつきや座り心地、背もたれの角度、縫い目のラインまでチェックし、気になる部分はその場で調整。
完成後は先輩職人と一緒に最終検品を行い、「自分の家に置きたい」と思えるかどうかも判断基準のひとつ。工房内で写真撮影や梱包まで行うこともあり、受注生産・自社一貫製造ならではの、最後まで責任を持つ仕事の流れがここで完結します。

SWITCHならではのものづくり|大量生産との違い

SWITCHの家具づくりは、「早く・安く」ではなく、「長く愛される一脚」を前提にしています。ほぼすべての工程を自社で行い、必要以上の外注はしません。その分、細かな仕様変更や別注製作、修理にも柔軟に対応できます。
また、社長や専務の「こんなものを作りたい」という想いから新作が生まれることも多く、流行よりも自分たちの感性を大事にする文化があります。売れ筋だけを追わないからこそ、感性の合うお客さまにしっかり届く、個性的な家具が生まれているのです。

未経験から家具職人を目指す人のための3つの準備

未経験でも、ものづくりが好きなら家具職人を目指すことは十分可能です。入社前の準備としておすすめなのは、次の3つです。
1. ドライバーやノコギリなど、基本的な工具に実際に触れてみる
2. 家具店をめぐり、座り心地・高さ・触り心地をメモしながら比較してみる
3. DIYや工作の記録を写真で残し、簡単なコメントを添えた「制作記録」をつくる
華やかなポートフォリオでなくても、「手を動かしてきた軌跡」があると、自分自身の成長イメージも描きやすくなります。