「職人だけじゃない」SWITCHのユニークな仕事像
SWITCHを展開する株式会社カナタ製作所の仕事は、「職人」や「営業」といった一つの肩書きに収まりません。図面づくり、試作、製造はもちろん、SNSでの発信やイベントでの接客・販売まで、一人ひとりが“作り手”と“売り手”の両方を担います。
大量生産・分業制とは距離を置き、「自分たちが本当に良いと思える家具」を受注生産で届けるスタイルだからこそ、企画からお客様の反応を見届けるところまで関われるのが特徴です。モノづくりとコミュニケーションの両方を楽しみたい人にフィットする環境と言えます。
図面から試作、完成まで。実直なものづくりのプロセス
新しい家具は、社長や専務の「こんなものを作りたい」というアイデアからスタートします。そこから社内で図面を引き、木部・張り・塗装といった工程を自社で一貫して進め、試作と改善を重ねて商品化。
ホワイトオーク材やウォールナット材の節・ひび割れといった個性をあえて残し、児島デニムやオイルレザー、倉敷帆布など、質感にこだわった素材を丁寧に扱います。スピード優先ではなく、手間と時間を惜しまない実直なプロセスの中で、作り手は素材の特性や構造への理解を深めていきます。
SNS発信からイベント対応まで、“売り手”の顔を持つ
SWITCHでは、製作メンバーがSNSやイベント出展にも積極的に関わります。例えば、製作途中の様子や素材選びのこだわりをInstagramで発信したり、展示会やポップアップイベントで自分が関わった製品をお客様に直接案内したりします。
使い心地の理由やメンテナンス方法まで説明できるのは、自ら手を動かして作っているからこそ。お客様のリアルな反応を現場で受け止めることで、次の改良ポイントや新たな企画のヒントが自然と見えてきます。「作って終わり」にならないのが、この仕事の面白さです。
社外デザイナーとの協業と、手描きイラストを形にした話
少人数ブランドでありながら、SWITCHは社外デザイナーや設計士とのコラボレーションにも積極的です。社内の技術と外部の発想を掛け合わせることで、既成の枠を超えた家具づくりに挑戦しています。
印象的なのは、お客様の手描きイラストを実際の商品にしたエピソード。ラフなスケッチから寸法や構造を詰め、強度や座り心地を検証しながら一つの家具として完成させました。作り手としての技術と、相手のイメージをくみ取るコミュニケーション力が求められる、SWITCHらしい仕事です。
少人数だからこそ叶う、企画・マーケまで踏み込めるキャリア
大きな組織では「企画」「設計」「製造」「販売」が分かれがちですが、SWITCHでは一人が複数の役割を担います。例えば、
・新商品のコンセプト案を出す
・図面・試作で形にする
・SNS投稿のテーマを考える
・イベントでお客様の声を聞く
という流れを一気通貫で経験することも珍しくありません。ブランドの世界観づくりや販売方法の検討にも関われるため、「作るだけでなく、どう届けるかまで考えたい」という人にとって、学びと成長の幅が大きい環境です。
こんな人が活躍しやすい──人物像チェックリスト
SWITCHのスタイルにフィットしやすいのは、次のようなタイプです。
- 流行よりも「自分が良いと思えるもの」を大切にできる
- コツコツと実直に手を動かす作業が嫌いではない
- 図面や設計、デザインに興味がある
- SNS発信や人と話すことにも前向きに取り組める
- 分業よりも「いろいろな役割を経験したい」と思っている
- 完璧に整った組織より、「一緒に整えていく」環境を楽しめる
いくつか当てはまる項目があれば、SWITCHの働き方を自分ごととしてイメージしやすくなるはずです。
応募前に強みを整理する、シンプルワークシートのすすめ
SWITCHのように役割が広い環境では、「自分は何を持ち込めるか」を整理しておくことが重要です。例えば、次のようなワークシートを想定してみてください。
- これまでに熱中して取り組んだモノづくり経験(学校・趣味含む)
- 人からよく頼まれること・評価されること
- SNSや発信でやってみたいこと
- SWITCHの家具づくりで興味を持ったポイント
それぞれを簡単なメモで書き出すだけでも、自分の強みや関わり方のイメージがクリアになります。少人数ブランドならではの「作り手&売り手」としてのキャリアを描く第一歩として、整理してみるとよいでしょう。