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職人×デザイナー×マーケターでつくる家具ブランドSWITCH──“作って終わり”じゃない仕事のリアル

クラフトマンシップ , プロダクト開発 , マーケティング連携 , 国産家具ブランド , 家具デザイン

2026.05.22

職人・デザイナー・マーケターが交差する「SWITCH流」開発

SWITCHの新製品開発は、「こんな家具を自分たちが欲しいか」という問いから始まります。社長や専務、社内職人のアイデアに、社外デザイナーや設計士の視点が加わり、形・素材・使い方を多角的に検討。大量生産の価格競争ではなく、感性の合う人に届くかどうかが判断軸です。図面と試作を何度も行き来しながら、座り心地やサイズ感、表情の出し方まで微調整。「実直なものづくり」を貫きつつ、市場の声やSNSでの反応も踏まえた、開発とマーケティングが地続きのプロセスが特徴です。

1つのソファができるまで:企画から試作、ブラッシュアップ

たとえば新しいソファの場合、まずは「どんな空間で、誰がどう座るか」というストーリーを言語化します。そこから、ホワイトオークやウォールナットなど木部、児島デニムやオイルレザー、倉敷帆布といった張地を候補に挙げ、質感とコスト、経年変化を検証。職人が一体目の試作をつくり、社内で座り心地や強度をチェックします。座面の硬さを左右で変えたり、脚の高さを数ミリ単位で調整したりと、小さな修正を積み重ねてブラッシュアップ。完成イメージが固まった段階で、写真やコピーの方向性も同時に考え始めます。

「作って終わり」にしない、発信まで含めたユニークな働き方

SWITCHの若手メンバーは、工場での製作に関わりながら、SNSや展示会での発信にも携わります。材料に実際に触れ、手作業のプロセスを理解しているからこそ、伝えられる言葉や写真があります。たとえば、節やひび割れをあえて残す理由、児島デニムの色落ちの楽しみ方などを、開発背景と合わせて紹介。単なる「広報担当」ではなく、自分が関わった製品のストーリーを自分の言葉で届ける役割です。「作る」と「売る」の間を行き来することで、ユーザー視点とつくり手視点の両方が鍛えられていきます。

若手社員の1日スケジュール:ものづくりと発信を横断する

ある若手社員の一日を例にすると、午前は工場で試作品のチェックや、張地サンプルの準備に立ち会います。職人との会話から、素材選びの基準や細かな工夫をメモし、午後はそれをもとにインスタ用の撮影やテキスト作成を行います。夕方にはオンラインショップの更新や、次の展示会に向けたレイアウト案の検討に参加。1日を通して「現場で学ぶ→言語化・可視化する→お客様との接点を設計する」という流れをぐるぐる回していくイメージです。単調さが少なく、自分のアウトプットが反応として返ってくるのも特徴です。

未経験から挑戦するためのポートフォリオづくりのヒント

家具業界未経験でも、「何をどう考えて形にしたか」が伝わるポートフォリオがあれば、ものづくりへの姿勢を示せます。たとえば、DIY家具や空間コーディネートの記録でも、以下のような情報を整理すると効果的です。 ・テーマや課題設定(誰の、どんな不便を解決したかったか) ・素材選びの理由(耐久性、質感、価格などのバランス) ・制作プロセスの写真と失敗・改善点 ・完成後の使用感や第三者のフィードバック デザインソフトのスキルだけでなく、「実直に試行錯誤を続けた痕跡」が見えることが大切です。

SNS発信で伝えたいのは「上手さ」よりも「プロセスと視点」

InstagramやXでの発信は、作品の完成度以上に、「どんな目線で家具や空間を見ているか」を伝える場になります。たとえば、気になった家具のディテールを撮ってコメントしたり、自宅の椅子の座り心地を分析したりと、小さな観察の積み重ねで十分です。ポイントは、写真と一緒に短いメモでも良いので「自分なりの気づき」を添えること。うまく撮れた一枚よりも、「なぜ良いと思ったのか」「どこが気になったのか」が見える投稿は、ものづくりの現場にとっても参考になります。継続するうちに、自分の感性の軸もはっきりしていきます。