工場で“つくる×撮る”人の午前:段取りと素材チェックから始まる
朝いちばんは、その日関わるソファやチェアの図面と指示書を確認するところから。先輩職人と段取りを擦り合わせ、フレームの検品や生地カットの準備など、製作補助の作業を進めます。
同時に「今日はどの工程を撮るか」を軽く打ち合わせ。ラフなホワイトオークの表情や、児島デニムの質感など、「SWITCHらしさ」が出るポイントをチェックしておきます。スマホでの撮影が中心なので、高価な機材がなくても問題ありません。
昼前後:手を動かしながら、撮影チャンスを逃さない
午前の後半から午後の立ち上がりは、作業が一気に進む時間帯。フレーム組み、ウレタンのカット、張り込みの補助など、手を動かしながら「今、いいシーンだ」と思った瞬間にすぐ撮影します。
例えば、木材の節を活かして削る様子、オイルレザーを張る前の下準備、職人同士の短い相談の場面など。「カッコよく撮る」より、「リアルな手仕事」をおさえる意識が大切です。撮った素材は休憩時間にざっと見返し、使えそうなカットに★を付けておきます。
午後:簡単な編集とSNS投稿の下ごしらえ
午後の中盤以降は、製作の進捗に合わせて撮影と補助作業を行いつつ、合間の時間でスマホアプリを使った簡単な編集を行います。
・5〜15秒程度のショート動画を数本作る
・「今日の工場の様子」写真を3〜4枚選ぶ
・キャプション案をメモ帳アプリに書いておく
といったライトな内容が中心です。投稿は広報担当と相談しながら行うため、「文章を書くのが好き」「写真の雰囲気をそろえるのが得意」といった感覚的なスキルが活かせます。
直営店で“つくる×聞く”人の役割:お客様の言葉を工場へ届ける
三鷹の直営店では、接客だけでなく「声を集める」のも大事な仕事です。来店されたお客様が、座り心地、生地選び、サイズ感などについて話す内容をメモし、後日、社内のチャットやミーティングで共有します。
「座面をもう少し硬くできる?」「キャスター付きがあると助かる」などの具体的な要望は、カスタムオーダーのヒントに。店頭での小さな会話が、そのまま次の企画や改良につながっていきます。
未経験メンバーが踏んだステップ:まずは“見る・まねる・聞いてみる”
家具業界未経験で入ったメンバーの多くは、いきなり全部を任されるわけではありません。最初の数カ月は、
・工場:工具の名前や手順を覚えながら、仕上げ・梱包などの補助中心
・店舗:接客の横に付き、説明の仕方や生地提案の流れを観察
というシンプルなステップからのスタートです。わからないことをその場で聞ける環境なので、「ものづくりが好き」「SNSを触るのは慣れている」程度でも、少しずつ役割を広げていけます。
あると活躍しやすいスキル:特別な資格より“好奇心+アウトプット”
SWITCHの“つくる×発信する人”に共通しているのは、特別な資格よりも次のような姿勢です。
・スマホで写真・動画をよく撮っている
・言葉にするのは苦手でも、「これ、いいな」と思った理由を考える癖がある
・新しいアプリやツールを触ることに抵抗がない
簡単なPC操作やSNS(Instagram、TikTokなど)への投稿経験があれば、なおスムーズです。図面ソフトは、入社後に用途を絞って覚えていくイメージで問題ありません。
応募前にできる準備:SNS運用の練習と“作品撮り”の小さな積み重ね
事前にやっておくと差が出やすいのは、次の3つです。
・Instagramで「1日1投稿」を1カ月続けてみる
・自宅の家具やお気に入りの道具を、自然光で丁寧に撮る練習をする
・無料や体験版の図面・レイアウトソフトを触って、寸法を入れてみる
完璧な作品でなくて構いません。「日常の中で、ものづくりと発信をどう組み合わせられるか」を試しておくと、SWITCHでの仕事もイメージしやすくなります。