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仕事のこと

ロマンだけじゃ食べていけない?家具づくりのキャリアパスと年収・働き方を本音で解説

インテリア業界 , キャリアプラン , 企画開発 , 家具職人 , 年収事情

2026.04.21

家具づくりの仕事、「ロマン」と「現実」のバランス

家具・インテリアの仕事は「好き」で入る人が多い一方で、体力・収入・働き方の現実もシビアです。大量生産・低価格を追う工場もあれば、SWITCHのように受注生産で「自分たちが本当に良いと思う家具」だけを作るメーカーもあり、キャリアの景色はかなり違います。共通して言えるのは「ロマンだけでは続かないが、好きでなければ続けにくい」仕事だということ。だからこそ、職種ごとの役割とキャリアの広がりを冷静に知っておくことが大切です。

家具職人のキャリアと年収イメージ

職人は木工や張り加工など、現場で家具を形にする仕事です。年収感は地域や会社規模によりますが、未経験の下積み期は300万円前後からスタートし、技術を磨きリーダーや工房長になると400〜500万円台も見えてきます。SWITCHのように自社一貫の工房では、座り心地の調整や生地の選定など細かなオーダー対応も経験でき、技術だけでなく「お客様の暮らしを想像する力」も育ちます。

企画・開発・デザイン職の広がり

企画・開発・デザインは「どんな家具を世に出すか」を考える仕事です。社長や専務の「こんなものを作りたい」という想いから図面・試作を重ねるSWITCHのように、作り手の感性を起点に動く会社もあります。3Dソフトや図面スキルに加え、素材理解や製造工程の知識があると、職人と同じ目線で議論できるようになります。経験を積めば、ブランド全体のディレクションや外部デザイナーとの協業に関わる道も開けます。

販売・マーケティングで「届け方」をデザインする

良い家具も、知られなければ選ばれません。店舗スタッフや営業、マーケターは「どう伝えて、どう届けるか」を設計する役割です。SWITCHでは、SNSやイベント、展示会で世界観を伝えながら、感性の合うお客様との接点を増やしています。単に売るだけでなく、企画側と連携して「どの写真やストーリーなら伝わるか」「どんなラインナップで見せるか」を考えるポジションで、ブランドを育てる面白さがあります。

SWITCHに見る「作りながら売り方も考える」働き方

カナタ製作所のSWITCHでは、受注生産と自社一貫製造を軸に、「作る」と「売る」が分断されていないのが特徴です。素材が豊富な工房で新作を試しながら、その家具をどう見せ、どう発信するかまでをスタッフ自身が考えます。ソファの座り心地を左右で変える、キャスター付きにするなどの別注対応や、SNSで製作過程を発信することも日常的。ものづくり+マーケティングの両方を体感できる環境です。

今からできる家具・インテリア業界の準備

業界を目指すなら、次のような準備が有効です。

  • ポートフォリオ:学校課題だけでなく、自主制作やリメイク事例も写真・図面付きで整理
  • 工房見学:地域名+「木工所」「家具工房」で検索し、SNSやメールで見学相談
  • 情報収集:気になるブランドのSNS・ブログを継続チェックし、好きな理由を言語化
  • 志望動機:商品・理念・働き方のどこに共感したかを、自分の経験と結びつけて書く

「好き」と「現実」を両方見たうえで、一歩ずつ準備していくことが、納得感のあるキャリア選択につながります。