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環境のこと

【大阪発・SWITCHのモノづくり】大量生産では味わえない“受注生産家具メーカー”で働く魅力とは?

カスタムオーダー , デニムソファ , 受注生産 , 家具職人 , 無垢材

2026.02.27

創業100年へ。大阪・富田林の小さな工場から生まれるブランド「SWITCH」

大阪府富田林市で1927年に籐家具づくりから始まった株式会社カナタ製作所。戦時中は戦闘機の操縦席の椅子、その後は乳母車や座椅子と、時代に合わせて形を変えながら、常に「座る」ことと向き合ってきました。やがて百貨店依存の座椅子ビジネスから転換し、「自分たちが本当に作りたい家具を、自分たちのブランドで届ける」として誕生したのがオリジナルブランド「SWITCH」です。

流行や大量生産の効率よりも、「暮らしを楽しく豊かに変える家具」を軸に、富田林の工場と東京・三鷹の拠点から、知る人ぞ知る家具を世に送り出しています。

素材に“ごまかさない”モノづくり──デニム・革・無垢材への徹底したこだわり

SWITCHの家具づくりは、まず素材選びから始まります。ソファやチェアに使うのは、味わい深く経年変化を楽しめる児島デニムオイルレザー、丈夫でラフな表情を持つ倉敷帆布など。どれも「使い込むほどに良くなる」ことを前提に選ばれた素材です。

木部には、ラフな質感のホワイトオーク材ウォールナット材の無垢材を使用。節やひび割れ、色むらといった“個性”をあえて隠さず、デザインとして生かすのがSWITCH流です。同じ図面でも、一本一本の木が違えば表情も変わる。その一点物のような表情こそが、働く側にとっても「この一台を任されている」という実感につながります。

職人が一つひとつ仕上げる。スピードよりも「丁寧さ」を選ぶ現場

工場では、木工から張り加工、塗装まで、家具づくりのほぼすべての工程を自社で完結しています。作業を分業ラインで高速に回すのではなく、一台一台に時間と手間をかけることを前提にした体制です。

「もっと早く」「もっと安く」というプレッシャーに追われるのではなく、「どうすればこの素材がいちばん生きるか」「お客様の暮らしに置かれたとき、気持ちよく使えるか」を考えながら手を動かす。技術だけでなく、使い手を想像する感性も育てられる環境と言えます。

受注生産だからできる、“暮らしごと設計する”カスタム事例

SWITCHの家具は基本的に受注生産。在庫を大量に持たない代わりに、注文ごとに細やかなカスタムに応えています。

  • ご夫婦で座る位置が決まっているソファで、ご主人側は硬く、奥様側は柔らかく座面の硬さを変えた事例
  • カタログ掲載のチェアにキャスターを追加し、在宅ワーク用チェアとして仕立てた事例
  • お客様が自ら描いたスケッチをもとに、フルオーダーで別注製作した事例

単に「モノを作る」のではなく、「どんな暮らし方をしたいのか」を聞き取り、図面や構造に落とし込んでいくプロセスは、まさに暮らしをデザインする仕事そのものです。完成した家具を引き渡したときの反応が、次のモノづくりへのモチベーションになります。

市場より“自分たちの信念”を基準にするブランド哲学

SWITCHが重視するのは、「今、何が売れているか」よりも「自分たちが本当に良いと思えるかどうか」です。流行を追いかけすぎない分、華々しくバズることは少ないかもしれませんが、その代わりブランドの世界観に共感したお客様が、時間をかけてじわじわとファンになっていきます。

「売れ筋」に合わせて毎年テイストを変えるのではなく、一貫した価値観で長く付き合える家具をつくる。その姿勢に共鳴できる人にとって、SWITCHは自分の感性を磨き続けられる職場といえるでしょう。

ものづくりが好きな人のための、応募準備の実践的ヒント

SWITCHでは、伝統工芸のような特殊技能よりも、実直に学び続ける姿勢を重視しています。そのうえで、ものづくりが好きな求職者が選考前に準備しておきたいポイントは次の通りです。

1. ポートフォリオに「手を動かした証拠」を残す

  • 学校や前職での製作物(家具、プロダクト、模型、DIY作品など)の写真
  • 制作プロセスがわかるラフスケッチや途中経過
  • 素材選びや構造を工夫したポイントの簡単な説明

完成度だけでなく、「どこまで考えて作ったか」が伝わる構成にすると評価されやすくなります。

2. 志望動機は「共感したポイント」を具体的に

  • 児島デニムや無垢材など、素材へのこだわりに惹かれた理由
  • 受注生産やカスタム対応など、お客様と一緒に形にしていくスタイルへの共感
  • 大量生産ではなく、長く使われる一点をつくりたいと感じた自身の経験

「モノづくりが好きです」だけで終わらせず、SWITCHのどの考え方と自分の価値観が重なるのかを言葉にしておくと、説得力が生まれます。

「作る」と「売る」を横断しながら、次の100年をつくる

カナタ製作所/SWITCHの特徴は、工場での製作だけでなく、写真やSNS、イベントなどの情報発信にも力を入れていることです。作り手でありながら、「どう見せれば良さが伝わるか」「どうすればブランドの世界観を共有できるか」を考える視点も求められます。

素材に向き合い、一台ごとに丁寧に仕上げ、お客様の暮らしまでデザインしていく。さらに、その価値を自ら発信していく。そんな多面的なモノづくりに魅力を感じる人にとって、SWITCHは、大量生産では得られないやりがいと成長の場となるはずです。